沖縄リゾート婚で着用される「かりゆしウェア」とは?沖縄の正装についてご紹介

沖縄の正装かりゆしウェアでリゾートウェディング 沖縄リゾート婚におすすめの衣装と小物ガイド

言わずと知れた沖縄の正装「かりゆしウェア」。
沖縄リゾートウェディングでは、ご家族やご友人が「かりゆしウェア」を着用し、思い出に残るウェディングフォト撮影をされるカップルが増えています。
今回はアロハシャツとの違いも含めた、「かりゆしウェア」について詳しくご紹介します。

かりゆしウェアの歴史

かりゆしウェアは1970年に沖縄観光をPRするため、沖縄観光連盟の会長(当時)宮里定三氏が発案した「沖縄シャツ」が始まりとされています。
最近のかりゆしウェアは絵柄もカラーもバリエーションが豊富ですが、当時は紅型(びんがた)や八重山ミンサーなどの柄が主流で、一般向けではなく旅行会社やツアーコンダクターの方が着用していました。
「沖縄シャツ」としての約20年間はさほど認知度が上がらず、1990年に「かりゆしウェア」へ改名。

その後、2000年の九州・沖縄サミットで各国首脳がかりゆしウェアを着て記念撮影したことで、「かりゆしウェア」の認知度が急上昇!
かりゆしウェアの製造枚数はサミットが開催された2000年は約11万枚でしたが、2018年には約42.5万枚も製造されています。九州・沖縄サミットを機に普及していることが分かるでしょう。

沖縄では「かりゆしウェア」をさらに推進するため、沖縄県知事をはじめとする自治体職員や地方議員は4月から11月まで、「かりゆしウェア」を着用し業務を行っています。
またクールビズ期間に環境大臣や閣僚も着用したことで、さらに全国的に知られるようになりました。

 

かりゆしウェアとアロハシャツの違い

かりゆしウェアはアロハシャツをモチーフに作られているため、基本的なデザインはアロハシャツと同じ「半そでの開襟シャツ」です。
ハワイのアロハシャツも元々は日本の着物をシャツに作り変えたのが始まりとされており、日本人に馴染みのある服と言えるでしょう。

【かりゆしウェアとアロハシャツの主な違い】

  • デザイン性の違い
  • 生産地の違い
  • 認証制度の違い

では、上記それぞれの違いについて説明していきます。

デザイン性の違い

  • かりゆしウェア:沖縄らしいモチーフのデザイン
  • アロハシャツ :ハワイらしいモチーフのデザイン

かりゆしウェアのデザインは、沖縄の代表的な花であるデイゴや、シークワーサーなどのフルーツがモチーフになっています。また沖縄に古くから伝わる琉球紅型(*1)や琉球絣(*2)なども用いられています。

*1 琉球紅型(びんがた)とは、沖縄独自の染技による染物の総称。美しく華やかなデザインが特徴。
*2 琉球絣(かすり)とは、東南アジアから伝わった琉球独自の織物。多彩な幾何学模様が特徴。

生産地の違い

  • かりゆしウェア:沖縄県で生産されたもののみ
  • アロハシャツ :生産国は問わず

かりゆしウェアとして認定されるのは、要件を満たし認証を受けた「沖縄県産」のもののみ。
それに対してアロハシャツは、ハワイらしいデザインであればどこで製造されていてもアロハシャツです。

認証制度の違い

  • かりゆしウェア:沖縄県衣類縫製品工業組合の認証が必要
  • アロハシャツ :認証制度なし

「かりゆしウェア」は沖縄県衣類縫製品工業組合により商標登録されており、正規のかりゆしウェアには組合が認めた証としてタグが付いています。
それに対しアロハシャツには認証制度がないため、ハワイらしいモチーフをデザインしたシャツであればアロハシャツを名乗ることができます。

またかりゆしウェアの定義は、まさにアロハシャツとの違いである
・沖縄県で生産されていること
・沖縄らしいデザインであること
となっています。

着こなしの違いもあり、かりゆしシャツはスラックスと革靴を合わせて着こなしますが、アロハシャツはハーフパンツでカジュアルに着こなすのが一般的です。

 

沖縄の正装「かりゆしウェア」

もともとオフィスウェアとして普及した「かりゆしウェア」は、中高年の服装というイメージがありましたが、沖縄サミットなどで一般的に認知が広まったことをきっかけに、女性用のワンピースや子供服など、デザインや柄のバリエーションが増えてきました。
ハワイのアロハシャツが正装として冠婚葬祭で着られているように、かりゆしシャツも同じように正装として着用可能です。
近年は特にビーチウェディングやガーデンウェディングといった沖縄のリゾート婚人気が高まっているため、かりゆしシャツで参加する方も増えてきています。

 

かりゆしウェアでウェディング

沖縄でリゾートウェディングをするカップルは年々増えており、沖縄ならではの南国を感じさせるウェディングフォトを撮影したいというカップルも多くいらっしゃいます。
ビーチウェディングではエメラルドグリーンの海と真白な砂浜を背景に、ガーデンウェディングではスカイブルーの海と緑豊かな草木の中で、お揃いのかりゆしウェアでゲストと一緒にウェディングフォト撮影を楽しむことができます。
ブライズメイドやグルームズマンをご友人にお願いする際も、定番のタキシードやドレスではなく「かりゆしウェア」で揃えると、より沖縄らしさを演出することが可能です。
また新郎新婦も、パーティーではお揃いのかりゆしウェアで登場するなど、沖縄リゾートウェディングを演出するにはぴったりのアイテムです。

かりゆしウェアのおすすめゲストコーディネート

カジュアルに着こなせるかりゆしウェアの気になるドレスコードについてご紹介します。
ウェディングの雰囲気や新郎新婦からのドレスコード指示がある場合もあるので、その際は沖縄リゾート婚を存分に楽しめるよう、求められたドレスコードに沿ったコーディネートが必要です。

男性

ボトムスとしてはスラックスかチノパンが最適です。デニムや短パンは避けましょう。
色は薄めのブルーやベージュなどの柔らかい色をシャツに合わせて選ぶのがベスト。
色鮮やかなかりゆしウェアが映えるボトムスが理想です。
靴はサドルシューズのような革靴がおすすめ。
カジュアルとはいえ、サンダルやスニーカーなどは避けましょう。

女性

かりゆしシャツを着る場合は、薄めカラーのスカートかスラックスで合わせます。
女性らしい華やかさのあるかりゆしワンピースを着るのもいいでしょう。
かりゆしチュニックを着用する場合は、かりゆしウェアが映える薄めのカラーのパンツで合わせると素敵です。
靴はつま先が隠れるクローズトゥの革靴や、ヒールつきのパンプス、ストラップ式のサンダルやミュールがいいでしょう。
沖縄リゾートウェディングはビーチも魅力的なので、ビーチでも歩きやすい靴が最適です。
ヒールのない靴やサンダルなどのカジュアルすぎる履物や、歩きにくいピンヒールの靴は避けましょう。

注意点として、白は新郎新婦のカラーのため、真っ白なかりゆしウェアは避けましょう。
(白が基調の柄物かりゆしウェアであれば問題ありません)
新郎新婦のためにある結婚式。かりゆしウェアのコーディネートで不明な点があれば、新郎新婦に事前に確認しておくと安心です。

かりゆしウェアまとめ

かりゆしウェアについてご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
ぜひご参考いただき、かりゆしウェアで行う沖縄リゾートウェディングをお楽しみくださいね♪

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